[技術]CEATEC JAPAN 2014 に行ってきました

10月11日、7日~11日で開催されていた
CEATEC JAPAN 2014に行ってきました。

IT業界に身を置いてあることもあり、テクノロジーの
最新動向は気になるので、2010年からこの時期に
なると毎年のように参加しています。

2011年に参加したときに書いた記事
CEATEC JAPAN 2011 に行ってきました

3年前の2011年は
 ・スマートグリッド
 ・3Dテレビ / 3D関連製品
 ・4Kテレビ
 ・BtoBのクラウド技術
 ・センサ関連

といったところがSONY、Panasonic、東芝、富士通
NECなど大手企業をはじめメインとなるブースが
ほとんどでした。
※ 3Dテレビ、もう3年前になるんですね~。

2014年の今年ですが、前評判通りSONYは出展して
いませんでしたがPanasonic、東芝、富士通
NECなどといった企業は出展しており、さまざまな
技術が展示されていました。

出展企業という面ではちょっと面白いと思ったのは
多くの大学研究室の研究技術が紹介されていたり
アジア圏の企業の出展が多かったのに時代の
流れを個人的に感じました。


出展されていた内容ですが
今年の時代を表すかのような内容でした。

2011年の頃と同様にセンサ関連、クラウド関連や
テレビでは4K、8Kなどといったものがまずありました。

Panasonic 4K
SHARP 4K

ただ、それ以上に多かったのは

ウェアラブルデバイス
水素エネルギーの利用

に関連する技術でした。

JINS メガネ ウェアラブル
京セラ
おさいふケータイジャケット

1つ目の写真はJINSメガネの ウェアラブルデバイス。
2つ目の写真は京セラ社のウェアラブルデバイス。
どちらもつけた人間の様々な状態(温度や心拍数など)の
収集を行う。

3つ目はiPhoneでおサイフケータイとして利用できるカバー。

赤ちゃんウェアラブル

こちらは赤ちゃんにつけるウェアラブルデバイス。
足につけているデバイスで赤ちゃんのいろいろな状態を
測定するもの。
また、右側にぶら下がっている丸い装置で赤ちゃんの
ライフログ(ご飯をあげた時間、体温など)を定期的に
測定できるらしいです。
将来的にこの2つは連動するように検討しているらいいです。

ウェアラブルデバイスは大人だけでなく、子供や
赤ちゃん向けのものも研究されているみたいで
すごいなと感じました。


もう1つは 水素エネルギー の利用に関して
TOYOTA 水素カー

数年前くらいにマツダが水素ロータリーというものを
発表して以来、水素を使ってということを耳にすることが
ありませんでした。
しかし、、今回、TOYOTA(上の写真)やHONDA、MAZDAと
いった自動車メーカーが揃って水素を使用した車を
展示していました。
これには個人的にはちょっと驚きでした。
展示で車として形があったということは
そのうち発売されるのでしょうか。

車以外にもスマートグリッド技術に水素エネルギーを
取り入れていたり、HONDAのブースでは車に限らず
「スマート水素ステーション(SHS)」のモックアップが
展示されていました。
これは、水素エネルギーを日常生活に取り入れることを
目的としたものでした。

HONDA SHS

ここ最近では電気自動車や蓄電器などを代表として
電気エネルギーを日常生活に取り込むといったことが
現実になりました。

もしかしたら、遠くない未来では電気に加えて
「水素」を使用する時代が来るのかもしれません。


上で紹介した以外にもたくさんの興味深い展示がありました。
新しい技術に触れるというのは、いちエンジニアとして
楽しいし、刺激を受けます。

自分でも新たな技術を生み出せるくらいに
日々、精進したいとCEATEC を見終わった後に
感じました。

CEATEC JAPAN 2011 に行ってきました


先週末の3連休初日となる10月8日、幕張メッセで開催されている

CEATEC JAPAN 2011 を見学してきました。

これは「最先端IT・エレクトロニクスの総合展」というもの。

昨年の2010年に続き、今年も行くのを楽しみにしていました。

11時過ぎに会場に入り、なんだかんだで終了時間の17時まで滞在。

最先端の技術や未来の姿、日本技術の凄さを目の当たりにし
感動しっぱなしでした。

内容的には、IT関連では

・スマートグリッド関連

・BtoB向けのクラウド技術

・センサを利用した様々な技術

・各種携帯キャリアによる新サービス
※KDDIでは次世代高速通信(LTE)のことも紹介されていました

・アクセシビリティ関連

がやはり今年も多く、エレクトロニクス関連では

・グラスレス3Dテレビ

・3D関連製品

・4K(フルハイビジョンの16倍画質)のプラズマテレビ

・レーザーテレビ

・有機EL関連

ちょっとおもしろいものでは
・ワイヤレス充電器

・10分で充電ができる充電器(DoCoMo)

・着せ替えジャケット(DoCoMo)
→スマフォンに付けるカバーにいろいろな機能をもたせたもの
※ デモとして、体脂肪計、放射線量測定機などがありました

などがありました。

一流企業から中小企業までさまざまな会社が出展していましたが
個人的に「すごい!!」と思ったのは2つあり、No.1は

東芝 のブースでした。

東芝の製品の1つではなく、ブース全体がすごかったです。

エレクトロニクス系として

SONY、SHARP、Panasonic

といった大手会社もありましたが、出展しいていた
製品の質・パフォーマンスどちらもずば抜けていたと私は見て感じましたね。

各社のテーマとしては
東芝:REGZA WORLD
SONY:ネットワークを利用しての各種SONY機器でのコンテンツシェア
SHARP:画質へのこだわり
※ 8Kのプラズマテレビの試作品が紹介されていました
Panasonic:3Dに特化したPanasonic機器の連携
でした。

そんな中、東芝が紹介していた製品はというと

1.2D/3Dの切り替えが可能なグラスレス4Kプラズマテレビ

2.「過去のテレビ番組が保存可能な」HDDレコーダー

3.世界最薄・最軽量のREGZAタブレット

※ タブレットから全てのREGZA製品を操作可能

というもの。

Basicなところは他社と変わらないのですが、1つ1つの技術を中途半端にせず
突き詰めたところがすごいなと。

No.2は KDDI ブースで紹介していた 「自由視点鑑賞」 という技術です。

これは簡単に言うと

スポーツ・ライブなどの映像を 自分の好きな視点 で見ることができる技術です。

サッカーを例としてあげるなら、一般的な映像だとカメラを
振っている方の視点でしか放映されません。

しかし、この技術を用いると サッカーボールの視点で試合を見たり
見ている方が好きな選手の視点で試合を見ることができるようになるそうです。

これって何気に凄いですし、いろいろなことに応用ができそうだと思いますね~。

他にもいろいろありましたが、きりがないのでこのへんで。

また、来年も行こうと思います。
今度はカンファレンスとかが開かれている平日に行きたいなぁ。